出願エッセイ(Admission essay)の作成方法

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エッセイの重要性

大学進学のために提出が求められる資料と言えば、大きく分けて 1) 学校での成績と試験のスコア、学生活動を記録した書類 2) 自己紹介のためのエッセイ の二つがあります。このうち成績に比べてエッセイの重要性は見逃しがちですが、admission essayは合否において大きな比重を占める要素です。

  • 同じようなスペックを持った学生の中から自分を差別化できる

GPA、試験点数などの情報は志願資格に満たない志願者を振り落とすための段階として活用されるだけで、最終的に合否を決めるのはエッセイです。

  • 書類だけでは表現しきれない「具体的な事実」をアピールできる

成績と学校での記録だけを見て、大学が学生に要求する思考力や能力、人格的成熟度を把握するのは不可能と言ってもいいでしょう。印象的な入学エッセイを作成できれば、審査員が学生に対して関心を持つ確率がぐっと高まります。

  • 入学審査員はエッセイを読むのに最も多くの時間を費やする

前項にて述べたように、成績と学校での記録は志願者を振り落とすためにコンピュータに入力されるだけで、それ以上深く分析されることはありません。入学審査員による直接的な検討が必要な部分がまさにエッセイと言えます。結局のところ最終的な合否の決定は人により行われるため、エッセイに大きな比重が置かれるしかないのです。

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Admission essay topics の種類

Admission essayのテーマには主に3つがあります。各テーマによってエッセイの構想・執筆の仕方にも違いが見られます。

  • Describe yourself – 自分について説明するエッセイ

最も代表的なエッセイテーマの一つです。Common Applicationシステムを通して米国の各大学に一括で提出することとなるmain essayのテーマはすべてこのタイプと言え、MBAなど大学院に進学するためのエッセイでも“Describe yourself”と関連したテーマが多く見受けられます。困難を克服した経験、最も記憶に残っている出来事、チームワークでの葛藤など、単純な書類だけでは十分に表現できなかった自分の姿を具体的に語ることのできるテーマがこれに属します。

例: Discuss an accomplishment or event, formal or informal, that marked your transition from childhood to adulthood within your culture, community, or family. – Common Application テーマ

  • Why this school? – その学校に入学しなければならない理由

このタイプのテーマはmain essayに続いて各学校にて要求される補助エッセイのテーマとしてよく出題されます。それぞれの大学に進学したい具体的な理由を叙述し、入学後の学業計画も一緒に説明するのが一般的です。

例: Describe your career progress to date and your future short-term and long-term career goals. How do you expect a Wharton MBA to help you achieve these goals, and why is now the best time for you to join our program? – Wharton MBA 出願エッセイ

  • Discuss an issue – 知的好奇心と可能性を披露する

このタイプもやはりmain essayよりは補助エッセイとして出題されやすいテーマです。個人的な面が主として表れる1,2番タイプに比べて学業的な優秀性をよりアピールすることのできるエッセイです。

例: UChicago professor W. J. T. Mitchell entitled his 2005 book What Do Pictures Want? Describe a picture, and explore what it wants. – University of Chicago 出願エッセイ

“Discuss an issue” タイプのエッセイを作成する方法

  • 与えられたテーマで自分の強みをアピールすること

哲学を専攻する学生が“Describe a picture, and explore what it wants.”というテーマでエッセイを書くために、わざわざ美術の知識を付ける必要があるでしょうか?自らの学業的優秀さを強調するためにはエッセイのテーマを自分の専攻、関心分野、学業成果などと関連付けて解釈しなくてはなりません。どんな科目(もしくはテーマ)に対するエッセイにするか決めた後、それに応じてアウトラインを作成します。アウトラインとは文章を書く前に内容を論理的な上下関係にならって整理したものです。一つの段落についてのアウトラインを作成するなら、段落の主旨となる文章、その文章を裏付ける説明、その説明に対する説明という3つの段階に分けて内容をあらかじめ整理しておくことができます。

  • 具体的であるほど良い – Detailを追加しよう。

エッセイテーマと関連付ける学業分野は決まっても、抽象的な概念だけで文章を書いてしまうと、自分が他人に比べて特定分野に対する深い知識を持っているということをアピールしにくくなってしまいます。Outlineを完成させた後、さらに専門的な印象を与える文章にするためには具体的な情報をどこに追加すればいいかもう一度見直すことが必要です。

  • 答えを要求するものではないので、堅苦しい内容にせず、面白い内容を入れること。

エッセイは知的能力を確認するためのものですが、決まった答えを導き出すことを目的としたものではありません。むしろエッセイに自分が普段から持っていた奇抜なアイデアや好奇心を盛り込むことができれば、むしろ特定分野に対する関心を表現するのにより効果的かもしれません。完成したoutlineが問題に対する模範解答のように感じられたら、読み手と自分がもっと興味を引かれるような内容が何か、再度検討してみましょう。

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