文献検討(Literature Review)について知ろう

学術英語論文執筆

こんにちは! 英文校正のワードバイスです。論文の1つのセクションとなる先行研究・文献検討は研究テーマの重要性を裏付けるために不可欠な段階であるとともに、論文全体の完成度に関わる重要な位置を占めます。このLiterature Reviewセクションの書き方の基本について一緒に確認してみましょう。

literature review

文献検討とは?

文献検討は卒業論文の研究や理論、あるいは問題の特定領域に関連した学術資料・学術文献に対する要約であり、批判的分析と言えます。文献検討とは「説明」ではなく「分析」に焦点を当てなければならないということを常に意識しましょう。
文献探しの一般的な方法に、広範囲から始めて徐々に具体的にしていく方法があります。逆三角形で考えてみましょう。

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文献レビューに含まれるべき内容

  • その文献を引用する目的、研究テーマ・研究問題・理論の概要

  • 検討する文献のタイプ (論文内の主張を支持する意見か?反対する意見か?または完全に異なる論旨か?)

  • 文献同士の類似点・相違点の説明

  • どの文献が自身の主張に最も近いか?また、どの文献が自分が主張しようとする意見に対して最も大きな説得力を提供するか?自らの研究分野において、どの部分が大きな寄与をしているのか?ということについて

文献検索の方法

  1. まず、何に重点を置くかを選択すること 自分の研究に利用できる論旨・研究テーマが何か自問しなければならない

  2. 文献を探し、分析する データベースを使用して文献を探し、主要な用語について定義し、論文にて引用する部分を選択する。同時に、その文献あるいは論旨の強みと弱点、研究トレンドとの合致やパターン、それぞれの研究間の関係を確認する。

  3. 結論をまとめるのに役立つアウトラインを作成する パターンを見つけ、自身の結論を説明する理論的カテゴリ・下位カテゴリを決定する。

  4. 作成せよ 論文の各セクションが論理的に繋がっているか確認しながらアウトラインを作成する。

ここで注意すべきは、

  • どのような内容を扱うのか、またどのような内容について扱わないのか明らかにすること
  • 研究テーマの重要性について記述すること
  • 各文献同士がどのような点で類似・相違しているのか説明すること
  • 最後の結論を作成すること
  1. 修正しよう 執筆した分をぜひ声に出して読んでみましょう。皆さんの見解が明示できているか、文献検索の初期段階で確認するのが重要です。接続語などを使いながら論拠が自然で一貫した流れを持っているか確認する。
    文法・スペル・符号等の正確さ、論理の流れについてのチェックは当社ワードバイスにてネイティブによる力強いサポートが受けられます。

文献レビュー執筆のための Tip

  1. 選んだ資料を読んだ後、1、2文程度の文章を作成する。これは要約ではなく、「その文献が研究テーマとどう関連するか?」についてのラベルとする。

  2. 毎日執筆する習慣をつける。1段落でも1ページでもいいので、目標を設定する。

  3. なぜこの文献を読むのか?ということを常に自問自答する。やみくもに読む前に、その文献があなたの研究にどのように役立つか念頭に置き、該当する情報を文献から引き出す。

  4. 検索語を狭める。一般的にしすぎないように、有意義な結果件数が出る用語のみ検索する。

  5. 規則的で厳格な締切日を自分で決める。いつまでにどれくらいの分量を完成させるか規則的に設定し、着実に実行することを自分に誓う。

 

以上のポイントを、効果的で読みやすい文献レビューセクションの作成のためにお役立ていただければと思います。ワードバイスは学術論文執筆中のすべての皆様を応援致しております。

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