ハーバード大学入試 – Supplemental Essay対策

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こんにちは!英文校正ワードバイスです。

本日はハーバード大学の独自エッセイ(supplemental essay)についての対策記事をお送りします。Harvardと言えば世界的最高峰の名門大学として、高等教育の代名詞のような存在として知られています。大学入試における世界最難関大学と言えるその合格率はなんと5.2% に留まります。(2021年度、39,000人の志願者)

しかし、いくら超難関大学とは言ってもそのアドミッション方式が他の大学と比べて全く異なっているというわけではありません。どの大学に出願するにしても、大学入試における基本的な対策は変わらないのです。今回のポスティングは、英文校正ワードバイスの得意分野であるエッセイに焦点を置き、ハーバード大学に合格するために必要なエッセイ対策の方法を考えてみます。

ハーバード大学のSupplemental Essayとは

ハーバードへの出願にはCommon ApplicationやCoalition Applicationでのエッセイの他に選択でSupplemental Essayが提出できるようになっています。ハーバードの入試課ではこのエッセイをあくまで「選択」としていますが、入試コンサルタントやアドバイザーなど有識者の多くは必ず作成することを勧めています。事実、2017年度の合格者の85%以上がSupplemental Essayを提出していたというデータもあるほど、重要な役割をしているエッセイということができます。

自由度の高いエッセイ出題

気になる出題ですが、ハーバードのエッセイテーマは基本的に自由度が高く、そのため毎年受験生は審査委員会に的確にアピールできる主題が何か頭を悩ませることになります。2017-2018年度のSupplemental Essayの出題は同一でしたが、このように自由度の高いエッセイの出題を設定しているのは、ハーバードが自立していて創造力があり、目的意識が高い学生像を求めるからとも言えます。あえて自由度の高い出題にすることで受験生の能力を試そうという意図があるのです。したがって自分だけの強みや目標がはっきりと現れた独創的なエッセイに仕上げる必要があります。

様々な方面から自分を描く

出題を見ながら、他のエッセイでは十分に表現しきれなかった自分の強みや個性を表現できる出題はどれが考えてみましょう。選択エッセイを書くのですから、もちろんコモンアプリケーションエッセイのような他のエッセイと内容が重複してしまうのは厳禁です。これは、テーマが一字一句合致していなければいいという意味ではありません。例えばコモンアプリケーションエッセイで世界中をバックパッカーとして旅行した経験を述べておいて、選択エッセイでも「外国を旅したり生活したりした経験」をテーマに述べるのは好ましくありません。エッセイの題材を探しているうちに重要な経験がある程度絞られてしまうのは分かりますが、他のエッセイと重複する内容を扱うならば、わざわざ選択のエッセイを作成する必要はありません。

また、扱う経験やエピソードそれ自体が異なるものでなければならないのと同様に、エッセイを作成する上での観点も完全に異なるものにする必要があります。例えば、コモンアプリケーションエッセイで主に過去の経験について中心的に述べたならば、Supplemental Essayでは未来に中心を置いた記述にしてみる。コモンアプリケーションエッセイで自分の能力や成功経験を中心に書いたならば、Supplemental Essayでは困難に直面したり難しい課題に挑戦した経験に主眼を置いて作成する。また、コモンアプリケーションエッセイで有機化学分野への情熱を語ったならば、Supplemental Essayでは毎週行っているボランティア活動について作成する、などその方法は様々です。自分の成長や能力、考え方について様々な面から語る、というイメージで作成してみてください。

あなた自身を差別化する特徴

最難関大学の入試戦争に勝つためには、どのような意味であってもあなたが一味違った存在、その他数多の受験生の中で特出した何かがなければなりません。これをあなたがもう既に履歴書で記述してある受賞経歴や成績についてアピールすればいいのだと勘違いしてはいけません。優秀な学生は山ほどいます。扱うアイテムの輝かしさよりも、どれだけ深い考えと的確な記述で審査委員会の心に残るエッセイを書けるかということが重要です。

経験を目に見えるように描写すること

アドミッションエッセイで常に忘れてはならないのは、「語るのではなく具体的に示す」ということです。そのためには事実を連ねるだけではなく、行動を中心に動詞を多用して経験や具体例を生き生きと記述することが求められます。ピアノ演奏のアルバイトをすることで働くことの難しさを学んだのならば、“Practicing all the time made me realize how working hard pays off.”と書いただけでは不十分です。ピアノ演奏のアルバイトの経験が、働くことの意義を知るにあたって具体的にどのような役割をしたのか、その過程を詳細に描写しなければ説得力がありません。

この例をより具体的に書き換えて、次のように表すこともできます。: “Three hours of straight practice a day in our windowless basement, six days a week perched upon a hard wooden bench, aching fingers on the keys, nothing between myself and Chopin but willpower and concentration, the haunting sounds of the hammer on the strings my instant reward for uncountable days and years of effort—all of this flashed through my mind on Jun 19, 2016, as I took the stage for my first Tanglewood recital.”

どうでしょうか。受験生の学びがどのような経験から得られたものなのか、目に浮かぶようではありませんか?このように詳細に描写することで、あなたの言わんとすることを読み手に対して遥かに説得力のあるものとして伝えることができるのです。

ハーバードのミッションをよく理解すること

ハーバードの選択エッセイを作成する上では、Harvardが純粋な学問の追究という価値の他に、学生個々人の持つ情熱を究めること、コミュニティとしての発展に寄与できることにも非常に大きな価値を置いている大学だということに注意しなければなりません。ハーバードでは学生の豊かな価値観や多様性が歓迎されます。これはアドミッションにおいても「単に優秀な学生」ではなく、知的好奇心旺盛で独創的な考え方を持つ学生を求めているということです。このことは大学のミッションステートメントにも表れています。(“to educate the citizens and citizen-leaders for our society” via “exposure to new ideas, new ways of understanding, and new ways of knowing,” which is designed to set students on a “journey of intellectual transformation.”)

このような点を念頭に、エッセイの作成にあたってはいかにしてあなたの知的好奇心の旺盛さと潜在能力、秀でた学問的感性をアピールできるか考える必要があります。これを具体的に解いてみると、あなたの持つ情熱とその動機を示すとともに、それが社会の発展にどのように寄与できることなのか述べるのが良いと言えます。このための方法としては、目的意識や未来の計画について述べることのできるエッセイを選択することがあります。特にハーバード大学での学びを今後社会をリードしていく人材となる上でどのように生かすつもりなのか、という受験生の計画性や大学選択の意図について問う質問が適しています。

本物のリーダーとなれる人材であることを示す

ハーバードを目指す上で更に気を付けておきたいのが、当たり前かもしれませんがハーバードとは本当の意味で優秀で、知的で、才能があり、野心的な学生を選び抜く大学だということです。ハーバードのミッションステートメントは“From this we hope that students will begin to fashion their lives by gaining a sense of what they want to do with their gifts and talents, assessing their values and interests, and learning how they can best serve the world.” という一文で締められており、これは学生がこの世界にどのような貢献ができるかという普遍的な問題に絶えず向き合い、それを発展させられる場所を志向するハーバードの精神が表れています。

他者や他の存在(動物や自然を含め)に対する貢献や尊重、その尊厳について論じる内容はハーバードを受験するにあたってより適した題材と言えます。これはエッセイの中であなたがより良い社会を築いていくためのリーダーとしてふさわしい勤勉さや使命感、親切さ、他者への慈しみなどの資質を備えた人物だとアピールするのに適しているからです。このように誠実な人間性を最重要視するハーバードにおいては、嘘をついたり、誰かの真似をしたり、作り話で塗り固めたようなエッセイは当然ながら通用しません。

エッセイのワード数の目安と書き方

ハーバードの選択エッセイではワード数制限が設けられていませんが、合格者のほとんどが500~700ワードで作成しています。(Times New Roman 12-point で1ページ程度)これは複数の話題を扱うには厳しい単語数となっており、一つのテーマに絞って作成するのが有効です。ただし下書きの時点ではまずワード数制限を考えずに作成し、ある程度重要な部分が浮かび上がってきたらそこにフォーカスして効果的な記述に発展させていく方法をとると良いでしょう。

まずはハーバード大学入試課のウェブサイトを参照し、求める学生像とアドミッションのポイントをしっかりと把握するところから始めましょう。

 

英文校正ワードバイスのエッセイ添削サービスは・ハーバード大学のsupplemental essay、また大学院出願用エッセイにも対応しています。ワードバイスでは数えきれないほどの名門大学出願エッセイを添削してきた熟練のプロの手で、的確なアピールができるエッセイへとブラッシュアップ致します。