「なぜこの大学なのか?」 – 海外大学志望動機エッセイのコツ

出願用エッセイ
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こんにちは!英文校正ワードバイスです。
毎年、当社では多くの皆さまに米国の大学進学に向けたエッセイ添削サービスをご利用いただいています。通常エッセイには与えれた質問やテーマがあり、それは大学毎に様々ですが、今回の記事はそのような海外大学入試エッセイでよく使用されるテーマの一つ、「Why us?」型エッセイについて、構想と書き方のコツをご紹介します。

Why Us?

数あるエッセイpromptのうち最も回答が難しいのが、“why us”(=なぜその学校なのか)の出題とも言われています。
複数の大学を受験するのが当然となった昨今の受験競争では、エッセイを書く大学が第一志望ではなくすべり止めだった場合や自分の成績に応じて学校を決めた場合など、「どうしてもこの大学に行きたい」という熱意が持てない大学に、出願エッセイを書かなければならないこともあるでしょう。しかし、大学のアドミッションオフィスでは当然ながら大学について熟知していて、「どうしてもこの大学に行きたい」という熱意とモチベーションに溢れた学生を求めます。それを炙り出すために課されるのが、志望動機型エッセイ – why us?の質問です。つまり、“why us”という質問には、受験生の「本気度」を測ろうとする意図が隠されているわけです。
いくら第一志望の大学でないからといって、「万が一のために受験しました」などとエッセイに書くわけにはいきません。第一志望の大学ならあなたの熱意を十二分に反映したエッセイに仕上げるために、また、第一志望でなくとも、真剣にその大学を志望している熱意ある学生、という印象を与えられるエッセイにするために、本日は以下の3つのポイントに分けて、志望理由型エッセイの攻略法を解説していきます。
  1. 具体的に書くこと
  2. 学校について熟知すること
  3. 関連させて書くこと

1. 具体的に書くこと

Tips on How to Write College Admissions Essays

一つのストーリーをもったエッセイを完成させるためには、「特別な瞬間」というものが必要です。特別な瞬間とは、ここでは目標ができた瞬間を意味します。具体的なエピソードを紹介しながら、そのエピソードが志望校の決定にどのような影響を及ぼしたのか説明します。エピソードを描写するだけではなく、目標ができた瞬間から今まで経験してきた学校生活や社会でのキャリアが、その目標の達成に具体的にどのように繋がっているのか、というところに重点を置くのがポイントです。

そのほかに、以下のような事項に気を付けましょう。

  • 出願票に既に記載した基本事項に関わる内容は書かないこと!
    学校で履修した科目、SATやTOEFLのスコア、課外活動など、他の書類で既に箇条書きしているような内容はエッセイで繰り返さない。エッセイは記述式の資料として、一つの具体的な出来事や関心分野についてなるべく具体的に作成すること。
  • 一つの物語のように、しっかりとした「展開」を持たせること!
    出来事や経験をただ箇条書きのように書き連ねるのではなく、一つの目標を達成するための道のりを軸とした物語のように展開させていくよう心がける。
  • エッセイだからこそ表現できる自分の強みは何か考えること
    大学に自分のどのような面を見てほしいのか、よく考える。成績やテストスコアからは分からない自分だけの特徴とは何か?どんな価値観やビジョンを持っているのか?エッセイは主観的なものなので、自分の強みが最大限に活かされる内容にする。

ここで参考として、Johns Hopkins Universityが公開しているアドミッションエッセイのうちの一つ、“Building a Twenty Story Apartment Building—Kyle”での記述を例に挙げてみましょう。エッセイの中で、Kyleは建設会社でのインターンシップ経験について触れながら、この経験を通して土木工学への関心が生まれたことを語っています。また、Johns Hokpins大学でなければ経験できないトレーニングや教育課程に対して触れ、さらにそれを将来に生かす方法についても述べています。

上のエッセイを読んで、どのような感想を持ちましたか?一人の学生が、どのようなきっかけである特定の学問分野に興味を持つようになり、それがやがてどのような将来の目標に繋がったのか。そして、その目標を叶えるためにJohns Hokpinsがどのような面で最善の選択と言えるのか。エッセイが首尾一貫した筋書を持っていることで、志望動機に繋がる様々な要素がすっきりと論理的に頭に入ってくることが分かるでしょう。

2. 志望校を良く知ること

「自分の目標を達成するためにはこの大学に進学するのがベストだ」と論理的に主張するためには、目標とする大学について知り尽くしている必要があります。早いうちに志望校のカリキュラムや教育プログラムの特徴、特色ある課外活動プログラムなどについて網羅的に調べましょう。リサーチする際には、特に大学のミッション (mission statement)と大学独自のプログラムに注目するようにします。エッセイでは、大学に関する知識をより具体的に示すために、志望学科の授業を2、3個選び、その授業を受けたい理由とその授業から得たいものについて説明します。また、自分が参加してみたい課外活動についても具体的に複数挙げながら説明するようにします。

以下のようなことを気を付けましょう。

  • エッセイで触れている具体的なプログラム名、内容、ミッションの内容が正確か必ず確かめること。うろ覚えの内容を書いて赤っ恥をかくことは避けたいものです。
  • 学校が提供しているプログラムについて広く浅く書くよりも、自分の目標と学校のミッション(学校が目指すもの)の整合性にフォーカスしましょう。自分とその学校は同じビジョンを共有していること、また、その学校だけが自分に必要な環境や経験を提供してくれるはずだと強調します。

ここでまたJohns Hopkinsのサンプルエッセイ “Dissonance—Leila”を参考に振り返ってみましょう。Leilaは、Hopkinsが自分が今後発展していくために、最適な環境であることを語っています。これだけではその理由が分かりませんが、様々な分野について同時に学びたい、という自身の願望と共に、Hopkinsの多様で柔軟な教育課程について言及することで、Leilaが希望する環境として、Hopkinsがぴったりだということが分かるようなエッセイに仕上げています。

3. 関連させて書くこと

Tips on Writing College Admissions Essays

どれだけ良いエピソードを思いついても、エッセイを通して自分が下した決断への本気度を伝えられなくては、意味がありません。エッセイは全体の内容が「目標を達成するために、今後何をするつもりなのか」という主題に向かっていくよう、各要素を関連させて構成することも大事です。

具体的な内容構成のコツは次のようになります。:

  • Part 1: 導入として、自分の目標とそのきっかけ、背景を述べる
  • Part 2: 目標を設定してから今までの行動について述べる。目標を達成するために何か新しいことを始めたのか?もしくは特定の活動にさらに集中するようになったのか?
  • Part 3: その目標を達成するために、志望校での経験がどのように役立つと考えられるのか記述。教育課程、ミッション、ビジョン、特色のあるプログラムなど、具体的な名前を挙げながら説明すること。また、自分が一方的に志望校から恩恵を受けるのではなく、互いがどのようなシナジー効果を生むことができるのか、というところまで言及するのもポイント。
  • Part 4: まとめの文章として自分の目標を簡潔に要約し、志望校に合格したらどのような大学生活を送るつもりなのか簡単に展望を述べる。

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