海外MBA合格のためのインタビュー徹底対策

MBA留学

Preparing for a Successful MBA Interview

 

こんにちは!英文校正ワードバイスです。

憧れのMBAの書類審査に合格したら、面接(インタビュー)が第二の関門として皆さんを待ち受けています。世界的な人気・名門MBAでは面接試験でも半数以上が不合格となると言われており、書類通過に喜ぶのも束の間、しっかりと面接対策に意識を切り替えていくことが重要です。面接試験は、学校側にとってはエッセイやレジュメからは分からない、または誤解してしまう可能性のある受験生の人間性や論理的思考能力、表現能力、コミュニケーション能力を審査する絶好の機会です。これは、受験生の側から考えれば、面と向かって自己アピールを行える最初にして最後の機会とも言えます。

前回の記事で世界のMBAインタビューで頻出している基本質問を10個ご紹介しましたが、今回はMBAインタビューに効果的に備えるために、準備段階で気を付けたいポイントや対策のヒントを得る方法など、様々なTipを紹介していきます。

MBAインタビュー・効果的な対策のコツ

志望校の在校生や卒業生にコンタクトを取る

一人であれこれ悩むよりも、目標とする学校の在校生・卒業生に直接コンタクトを取ってみるのがMBA入試対策の一番の近道です。受験生の苦労を誰よりもよく分かっているMBA在校生や卒業生は、受験生の相談にも快く対応してくれる場合がほとんどです。また、在校生や卒業生の他にも、オンライン・オフラインのMBA志望生と積極的に交流することで日頃から情報交換に努めておくことも受験対策のヒントとなります。代表的なMBAフォーラム・情報ページとしては、FindMBAGMATClubを参照してみましょう。合格者の体験記や対策のアドバイスなど様々な情報が得られます。

MBAが求める資質やスキルを確認

同じ「ビジネススクール」と言っても、学校によって卒業生のキャリアパスが異なるという印象を受けることは多いのではないでしょうか。一口にMBAと言っても、強い分野や重要視するスキル、どのような人材を輩出することを目的としているのかなど、学校によってその特徴は様々です。これは同様に、入学者の選抜にあたって重視する要素も異なるということを意味します。したがって、MBAの面接対策を始める前に、まずは「敵を知る」必要があります。特に卒業生が主にどのような分野で活躍しているのか正確に知っておき、自分のキャリア目標がそれと合致していることをアピールできるようにしましょう。もちろん受験前の学校選びやエッセイ作成の段階でこのようなマッチングに関しては十分に考慮してあるでしょうが、自分の口から志望動機を説明することになるインタビューの前に再確認しておくことは重要です。

MBA卒業生のキャリアパスに関するAmerican Marketing Associationの調査によると、ここ最近までMBA卒業生の主な進路といえばmanagement consultant, finance/marketing manager, investment banker, operations manager, financial advisorなどのポジションが上位を占める傾向がありました。しかしながら、最近になってこの傾向が大きく変わっているといいます。Poets&Quantsと各ビジネススクールが発表している卒業生の進路を見て見ると、Wharton, Columbia, Booth, NYU Stern などのビジネススクール卒業生は依然として経営コンサルティングや金融業界を志望する傾向があるのに対して、UCLA, Berkeley, Stanford, Northwestern, University of WashingtonなどではGoogleやMicrosoft、Amazonなどのテクノロジー企業にキャリアを求めるトレンドが見られるといいます。これらの情報も参考に、面接試験前に受験するMBAが志向する学生のタイプや進路について十分に調査しておきましょう。

志望するMBAの受験生向けサイトを確認Research your MBA Admissions page

面接官は当然のことながら受験生がその学校のMBAプログラムの基本情報や特徴、教育理念について知り尽くした上で出願している前提で面接に臨んでいます。面接中に、あまり詳しく把握していなかった授業や大学の詳細な情報に関する質問が出て、思わず答えに詰まったり的外れな返答をしてしまった…などということがないように、事前に学校の受験生向けウェブサイトをくまなく確認して情報収集をしておきましょう。

大学のウェブサイトを見るときには、主に以下の事項について確認しましょう。

MBAプログラムのカリキュラム構成

学校によって、経営理論について特化したカリキュラム構成の場合もあれば、マーケティングや金融に特化した構成となっている場合もあります。まずカリキュラムを詳細に眺めてその特徴を分析し、どのような授業や教授に特に興味を持てるか考えてみましょう。これらの情報は面接でカリキュラムに関連した質問が出た場合や志望動機を説明するために具体的な回答のリソースとなります。

著名な卒業生

志望するビジネススクール出身者がどのような分野で活躍していて、どのような特徴があり、実際にどのような成果を出しているのか具体的に調べてみましょう。また、現在の志望校を選ぶにあたってそのような卒業生の存在がきっかけとなった場合には、その卒業生のどのような部分から刺激を受けて、目標としているのかよく考えておくと、志望動機や「なぜこの学校か」といった類の質問に備えることができます。キャリアやビジネスに対する考え方を表すのに具体的な卒業生の名前を挙げることで、面接官も受験生の目標とするところを想像しやすくなります。

イベントカレンダー

ビジネスにコミュニケーション能力は不可欠であるだけに、MBAの入学者選抜基準においてもコミュニケーション能力やネットワーキング能力は非常に重要視されています。そのようなネットワーキングスキルは入学前から問われていると考えましょう。こまめにイベントカレンダーを確認し、志望校主催のイベントや志望校の入学担当者が参加する外部のMBA進学相談会などがないかこまめにチェックし、実際のMBA在学生や卒業生、学校関係者と接触できる機会には逃さずに参加しましょう。

MBAインタビューの方式に慣れる

遠隔インタビューとは?

世界中から学生を受け入れているMBAでは、遠隔インタビューの方法として音声通話やスカイプ等の映像通話サービスを積極的に採用しています。しかしながら、様々なシステムを利用した遠隔面接はこれらの手段の扱い方や対処方法に慣れていない場合に、受験生にとって思わぬストレスとなることもあります。

電話(VoIP)インタビュー

電話インタビューは表情やボディランゲージが通用しない音声だけのコミュニケーションとなるため、高度な英語のリスニング能力が問われるだけでなく、電話を苦手とする受験生にとっては特別緊張感をもたらすものでもあります。したがって、英語を母語としない場合には電話でのインタビューは可能な限り避けるのが原則です。学校側から電話でのインタビューを提案された場合には、コミュニケーションにおいて技術的な問題が発生する可能性を丁重に説明し、ビデオ面接に切り替えられるか相談してみましょう。

電話面接しか方法がない場合には、以下のようなことに気を付けましょう。

  • 面接が始まる前に、面接官にゆっくりはっきりと話してもらうようにお願いする
  • 質問が聞き取れなかったり十分に理解できなかった場合には、適当に答えずに質問の意味が理解できるまで落ち着いて聞き直す
  • 対面の場合より意識的にはっきりと聞き取りやすいペースで発音するように心がけ、面接官には回答が聞き取れなかった場合には躊躇せず聞き直してほしい旨を説明しておく
  • 丁寧な口調と自信を持った態度を心がける。ノンネイティブの英語が完璧でないことはもちろん面接官も理解しているため、簡潔な話の展開や聞き取りやすい声のトーンなどの技術的な面に十分な注意を払う

テレビ電話インタビュー(Skype, Google Hangouts, etc.)

ビデオ通話でのインタビューの場合には以下のような部分に注意します。

  • 足元まで気を抜かずに面接にふさわしい服装を心がける

たとえ家でインタビューを受ける場合であっても、MBA面接試験であることをしっかりと弁えた服で相手に敬意を表することは重要です。服装は面接官に与える印象や自分のモチベーションに多大な影響を与える要素であることを忘れず、フォーマルな服装を心がけましょう。

  • 背景とカメラのセッティングを事前に十分に確認する

インタビューを受ける部屋は必ず自分一人の空間とし、なるべく雑音が入らぬ静かな場所で、面接への集中力を削ぐような雑然とした背景が視界に入らない場所を選びましょう。また、通信障害やハードウェアの思わぬ不具合など、十分な準備期間があったにもかかわらず、いざ面接が始まってからトラブルが発生する学生が必ずいます。カメラは適切なアングルで設置できているか、照明や通信状況には問題がないか事前に何度も確認し、万全の体制で臨むようにしましょう。

  • インタビュアーの目を見て話すこと

アイコンタクトはその人の自信を表します。話し相手に集中せず目線が他の方向を行ったり来たりしたり、手先で他のことをしたり、コンピュータのモニターにばかり注意を向けたり、小窓の自分の姿ばかり確認したりする態度は、面接のために貴重な時間を割いている面接官への礼儀ではありません。特にビデオ面接の場合には注意力が散漫に見えてしまう傾向があるため、十分に気を付けましょう。

  • メモを見ながら話さないこと

たとえ何万キロも離れた距離にいようとも、受験生の行動は大画面を通じて時に面前でのコミュニケーションよりも如実に映し出されている、ということを認識しましょう。ビデオ面接も対面での面接と同じものと考え、メモやカンニングペーパーを見ながら話すのはご法度です。面接もれっきとした対人コミュニケーションであり、相手との言葉や表情のキャッチボールによって進んでいくものです。自分の言いたいことにばかり気を取られて相手の話を上の空で聞いているようでは、MBAが学生に求めるコミュニケーション能力のレベルには程遠いと判断されても仕方ありません。

MBA in-person interview 卒業生による面接の場合

HarvardやMITの場合、MBAの面接は入学者選抜委員会によって行われますが、StanfordやColumbia、Northwestern大学などの一部のトップスクールでは卒業生による面接を取り入れいています。UCLAやChicago、Yale大学でも二年目のMBAの学生に別途のトレーニングを施してインタビュアーとして採用しています。このように、どのような人物が面接を担当するのかあらかじめ知っておくことも重要です。

卒業生によるインタビューの場合には以下のようなことに気を付けます。

  • 面接官に関する事前調査をすること

面接官のプロフィールをあらかじめ調べておきます。Googleで検索したり、LinkedInを参照してみると良いでしょう。相手に関する基礎知識を元に面接官との間に何らかの共通点を見つけておくと、面接で初対面の緊張を解く貴重な手掛かりとなることもあります。

  • 感謝の気持ちを述べること

ほとんどの場合卒業生による面接はボランティアで行われているため、卒業生はあなたとの面接のために無償で貴重な時間と労力を割いていることになります。面接を引き受けてくれたことに対する感謝の気持ちを言葉で必ず伝えるようにしましょう。

MBAインタビュー終了後には…

インタビュアーに感謝の言葉を述べる

インタビューの最後には必ず面接の機会を与えてくれたこと、貴重な時間を割いてくれたことに対する感謝を述べます。また、この時インタビューがゴールかのような話し方をしてはいけません。自分が当然合格し、今後もやりとりがある前提で話します。

例: “Thank you for the chance to interview with you today. I really appreciate you giving me your time and attention as a candidate and I look forward to speaking with you again very soon.”

“thank-you”メールを送る

面接後には24時間以内にサンキューメールを送るのが鉄則です。事後のメールを通して感謝の気持ちを形にして伝えることができるだけでなく、面接で一度会うだけでは忘れられてしまいがちなあなたの印象を再度面接官に想起させることで、印象を強固なものとする効果があります。サンキューメールはできるだけシンプルな内容にすることを心がけます。まず面接の機会への感謝と、有意義な面接となったことを伝え、そして再度MBA入学への強い意志を簡単に述べます。

Example:

Dear Mr./Mrs./Miss XXX,

Thank you very much for taking the time to meet with me this morning, I truly enjoyed our conversation. I was very impressed with your perspective on the MBA program of XXX University, and I thank you for taking time to discuss the MBA curriculum and introduce further opportunities with me.

The information you provided has furthered my interest in the MBA program at XXX University, and our conversation has also strengthened my belief that I can grow and develop myself in this program.

Thank you again for your time and valuable advice. Please feel free to contact me with any further questions that you might have, as I am happy to provide any additional information that you need.

 

Sincerely,

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