2023年04月18日

英文レジュメの書き方とサンプル

Wordvice

こんにちは!英文校正ワードバイスです。

本日は海外の学校および外国系企業への入社を希望する際に必要となるレジュメ(Resume)に関する記事です。記事の最後に、実際に使用されている英文レジュメのサンプルをご用意いたしましたので、ご参考ください。

英文履歴書・レジュメとは?

レジュメ(履歴書)とは、就職活動や大学受験において自分の経験、資格、スキルを簡潔に要約して整理したものです。履歴書の役割は内容が日本語でも英文でも同じですが、記載する内容の種類やフォーマットは、日本と海外で異なります。そこで、本日は英文履歴書の内容構成と書き方をチェックしてみましょう。

英文レジュメの構成

  • 基本情報(Heading)
  • 目的(Objective)
  • 学歴(Education)
  • 経験(Experience)
  • 追加情報(Other Sections)

基本情報(Heading)

まず、一番最初の部分には自分の現在の住所、電話番号、Eメールアドレスやウェブサイト(ある場合)を記入します。

注意!英文レジュメでは、生年月日・性別・既婚/未婚・国籍・写真を記載しません。

上記のような情報は意図せずとも様々な差別に繋がる可能性があるため、特別求められていない場合には履歴書に記載しません。上記のような情報が記載されていると、場合によっては選考対象外とされてしまうこともあるため、十分に注意しましょう。

目的(Objective)

「目的」は自分の希望するポジションを簡潔に記入する部分です。
具体的なポジション、希望する職種に関して所持しているスキル、希望する分野を記入してもいいでしょう。

例えば…

Seeking a position as a business analyst
Seeking a position as an chemical engineer in research and design
A summer internship preparing in the logistics industry

教育(Education)

次に記載しなければならないのは、今まで受けてきた教育についてです。ここには学校の名前とともに所在地、そこで取得した学位(学士、修士、博士など)、卒業(予定)の日付、職種と関連する授業の名前(3~5つ)、副専攻、参加した短期プログラム、証明書、語学研修の参加経歴や、GPA(選択事項)、高校(選択事項)を記載します。

経験(Experience)

会社での勤務経験を始めとして、インターン、ボランティア、クラブ活動、サークル活動でのリーダー経験やチームワーク経験、学術研究に関する経験を書きます。必要な内容は以下の通りです。

タイトル、所属していた団体名と所在地、参加した日付、自分がしたことの描写(Action verbsを使用しましょう)、証明できる成果

ここで注意しなければならないのは、直近5年以内の情報を優先し、最新の情報ほど上に記載するということです。また、レジュメではAction Verbsを意識的に使用するように心がけることで、より自分の行ってきた活動を主体的にアピールすることができます。下はAction verbの例です。

Arbitrated, Controlled, Explained, Managed, Achieved, Created, Focused, Negotiated, Advanced, Decreased, Identified, Promoted, Advised, Defined, Improved, Processed, Analyzed, Designed, Initiated, Reduced, Authored, Developed, Innovated, Researched, Coached, Directed, Interpreted, Supervised, Conducted, Established, Led, Taught など

追加の情報(Other Sections)

追加情報部分では通常、所持しているスキルや趣味、発表したジャーナルや出版した本などを記入します。スキルとしては、コンピュータに関連した資格や外国語検定、趣味を旅行としている人は、旅行した国や大陸を書くこともできます。

英語レジュメ完成前のチェックリスト!

  • 内容に無駄がなく簡潔で読みやすいか。
  • 一枚の中に自分に関する情報が十分に盛り込まれているか。もしくは、二枚も書くほど自分は経験が豊富なのか。
  • 希望するポジションに関連して、審査官の印象に残るような経験やスキルを、目につきやすい形でアピールできているか。
  • 太字、斜字、大文字(CAPITAL LETTERS)を適宜使用して、強調したい部分を明確に表せているか。逆に、文字効果を濫用しすぎていないか。
  • 上下左右の余白と文中の空白はバランスよく配置されているか
  • ヘッドハンターに送る場合を除いて雇用主に直接送付する場合は、ワードファイルよりもPDFファイルで送ったほうがすっきりとした印象を与えることができます。
  • 少なくとも三人以上からレビューを受けたか。

ここまで、レジュメの作成法についてチェックしてきました。最後にサンプルを掲載しておきますので、ぜひこれをひな型に練習して、より良いレジュメ作成にお役立てください。

英文履歴書サンプル

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