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etal
【論文スタイル】引用著者名の表記法と“et al.”の使い方 (APA,MLA,Chicago)
こんにちは!英文校正ワードバイスです。 研究者は自身の発見を共有し、同分野にて認められることを目指し、日夜研究と論文執筆に励みます。学術知識は一朝一夕に完成するものではなく、数えきれないほど多くの研究者によって歴史的に積み重ねられてきた知識を前提としたものであるだけに、研究を始める際には、それらの既存知識を十分に参照・理解し、その上で新たな問題を提起し、また一つ新しい知識を積み上げる態度が必要です。このとき、研究の筋書や意義を明確にし、既存知識を十分に参照・理解していることを示すためには、既存の学術知識を、その著者に敬意を持って引用(citation)することが重要です。 しかし、学会で用いられている基礎に則って、正しく資料を引用する方法は、学術研究の初心者にとって容易ではありません。当社ではこれまでも引用(citation)の方法を理解するための記事をいくつかお送りしてきましたが、今回の記事では“et al.”の意味や使用方法などを含み、引用部分での論文著者の表記方法に焦点を当て、引用方式について解説してみたいと思います。 これまでの記事でも強調してきましたが、求められる規則はジャーナルにより異なる場合もあるため、必ず投稿先のジャーナルのガイドラインを先に確認しましょう。 APAスタイル文中引用の基本事項はこちら:APAスタイルでの文中引用方法と書誌情報の表記 論文での引用(citation)の種類 まず引用の基本的理念として、他人の文献を引用する場合には「自分以外の誰が見ても、同じ資料に辿り着けるように」十分な情報を提示することをモットーと考えましょう。 論文では、文末脚注(endnotes)や脚注(footnotes) 、文中引用(in-text citations)など様々な引用方法が使用されていますが、必ず文書の末尾には、論文で触れたすべての参考文献のリスト(reference list)を添付する必要があります。 文中引用(in-text citations): 論文の本文で他の資料を引用することを言います。 文末脚注・脚注(Endnotes & footnotes): 文末脚注・脚注は比較的簡単で、スムーズな論文執筆に役立ちます。本文内で引用部分に番号を振り、ページ下段に文献情報を記入するか(脚注)、論文末尾にある参考文献リストの番号と対応させて引用を示します(文末脚注)。科学論文ではあまり見られませんが、人文学・社会科学分野ではよく用いられる方法です。また、基本的に脚注や文末脚注を使用する場合は、括弧を利用しての文中引用を併用してはいけません。 参考文献リスト(Reference lists): 引用されている文献を一度に確認できるように、論文の最後に添付します。文中引用を上記のどの方法で行ったとしても、末尾の参考文献リストには本文内に記載している文献を含め、すべての資料のリストを作成します。 “et al.”とは? 学術界ではラテン語から来た用語が多く使用されていますが、「Et al.」もそのうちの一つです。「et al.」は「et alii」の縮約系であり、ラテン語で「and others」を意味します。Et al.は学術論文において人名を省略する際に用いられる記号です。“etc.”も同様に使用されていますが、これは“and…
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rebuttal letter
【サンプル・例文付き】 効果的な査読返答レター(rebuttal letter)で受理率向上
こんにちは!英文校正ワードバイスです。 日夜論文執筆や研究に励む学生の皆さま、研究者の皆さま、毎日お疲れ様です。 今回はそのようにトップジャーナルへの論文投稿を成功させるため日々努力を重ねる皆さまのために、少しでもジャーナル受理率を向上させるお手伝いができないかと企画した記事です。 論文本体ほど重要な役割を持つRebuttal letterの作成方法から実際のレターのサンプルまで、ボリュームのある記事ですが最後までお読みいただき、ぜひご活用ください。 今回の記事のポイント 英語論文のジャーナル投稿プロセスの理解 ジャーナルエディターと査読者からの質問・意見への対応方法 rejection letterへの対処方法 回答レター(rebuttal)や異議提起レター(appeal letter)に使えるフレーズ 回答レター(rebuttal letter)の書式 修正原稿の準備と投稿のためのチェックリスト 追加資料目録 ジャーナル投稿プロセスの概略 科学論文のジャーナル投稿プロセスは、野球に例えることができます。バッターボックスに立った研究者が無事バックホームできるか(ジャーナル受理)かアウトになってしまうか(リジェクト)は、選球眼(投稿ジャーナルの選択)や基本技術の鍛錬具合(論文の形式遵守や言語面での完成度など)、経験値など様々な要素が複雑に絡み合った結果です。インパクトファクターの高いジャーナルへの論文受理を目指し努力を重ねて行く中では、何度も挫折しそうになる瞬間が訪れることでしょう。 今回の記事ではまず、論文投稿の際の査読コメントに対処する方法を解説します。論文掲載までのプロセスを知り、リジェクトの場合はどうするか、修正を求められた場合はどうするか、審査に異議を申し立てたい場合はどうすればいいのか…各段階に分け、適切な時期と方法を解説していきます。 良くない知らせ ジャーナルから受け取ったレターから真っ先に目に入ってくるrejectの文字。まずは現実を見つめてみましょう。初めての論文投稿で修正なし一発アクセプトの知らせを受け取ろうなどという話は、バットの握り方も知らない少年がメジャーリーグでホームランを打とうとするようなものです。つまり、100%不可能であるとは言い切れませんが、まず起こり得ないことなのです。 どんなに論文の完成度が高くても、確率だけ見た場合、トップジャーナルに投稿される論文は90%近くがリジェクト されています。しかもそのうち多くの論文は査読者に手にすら渡っていないと言います。 良い知らせ 論文投稿はいばらの道と言えども、努力次第で確実に掲載確率を向上させる方法はあります。 論文のジャーナル受理率を向上させるための要素を解説した以前の記事で、著者のためのガイドラインを遵守し、熟考の上エラーのない実験デザインを使用し、ターゲットジャーナルの読者の関心に合った内容とすること(また、内容に適したジャーナルを選択すること)を強調しました。また、カバーレターも手を抜けません。エディターの関心を引けるかどうかは、カバーレターによる部分も大きいためです。 カバーレターの書き方はこちらで確認 : 効果的な投稿論文カバーレターの書き方 エディター審査が通ったら、第一ラウンド通過となります。 一次審査に通った論文の掲載可否は、査読者の評価にかかってきます。それは同時に、査読者からの意見に著者がどのように対応するかにかかっている、とも言えます。 論文投稿プロセス 査読対策について説明する前に、論文のジャーナル投稿のプロセスを見てみましょう。下は、論文投稿プロセスの各段階で下される決定とそれに対する返答のあり方を図にしたものです。…
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writ
APAスタイルでの論文執筆・参考文献の記載方法ガイド
こんにちは!英文校正ワードバイスです。本日は英語論文のフォーマットとして一般的なAPAスタイルについて解説します。 参考文献の記載方法としてAPAスタイルが指定される場合は多いですが、まだちんぷんかんぷんだという論文初心者の皆様も本日の記事を熟読し、整ったフォーマットを身に着けて質の高い英語論文を完成させましょう。 ※日本語論文の場合も参考文献の記載方法についてAPAが指定される場合もありますが、APAの公式スタイルガイドでは日本語論文に関する規定を行っていないため、ここでは英語論文を前提に紹介しています。日本語論文でAPAが指定されている場合は所属機関や指導者からのガイドに必ず従ってください。 なお、本日の内容は下の記事により詳しく掲載していますので合わせてご参照ください。 著者名の表記法と“et al.”使用法 (APA,MLA,シカゴスタイル) 本文のフォーマット 章と節 新しい章のタイトルは新しいページから始める。 新しい章のタイトルは二行空けて書く。 ページの最後の行から新しい段落が始まる場合、次のページから始める。 文中引用 ☑こちらでより詳しく解説しています:APAスタイルでの文中引用方法と書誌情報の表記 基本原則 : 直接引用の場合には引用符号を使用して内容を正確にコピー&ペーストすること。間接引用の場合には表現を完全に置き換えて言い換えること。 省略 : 一つの文章の中での省略は、三点リーダー(例: …)を使用する。三点リーダーの前に半角スペースを入れるのを忘れない。文章を丸ごと引用するときはピリオド(または。)で終えること。一文の完全な引用のすぐ次を省略する場合、ピリオドに続けて三点リーダーを打つ(例: .…)。省略範囲が多い場合、詩なら線、散文の段落丸ごとの省略は点線一行で表す。それ以外の場合はすべて、三点リーダーを使用する。 直接引用 1.引用する内容が短い場合 (英文40単語未満) 引用符号(" ")を使って文章をそのまま抜き出し、引用文のすぐ後ろに引用元を記載する。引用元は括弧()の中に著者と出版年度、資料ページ数を記載。 "Deciding which editing…
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apastyle
APAスタイルでの文中引用方法と書誌情報の表記
こんにちは!英文校正ワードバイスです。 本日は、人文学・社会学系の論文にて多く使用されている論文形式であるAPAスタイルの「文中引用」の方法について整理してみました。 In-Text Citation(文中引用)のルール ジャーナル投稿論文を始め卒業論文や学会論文など、すべての学術論文において既存の文献や資料から文章そのままを引用する場合、あるいは一部のアイデアや方法を引用する場合、必ずその部分に出典を明記するというルールがあります。出典の表記方法はその学会やジャーナルが採用する論文フォーマットや資料の種類、言語によっても異なり、文中で出典を示しているすべての資料に関しては、論文末尾の「参考文献」セクションにそれぞれのスタイルが規定する表記方式に則って明記することが定められています。 APA (American Psychological Association)は社会科学を中心にいくつかの分野で最も頻繁に使用されているスタイルの一つであり、特に文中引用は文系研究のLiteratureセクションや理系研究のIntroductionで使用する機会が非常に多い方法です。以下の内容は、APA Publication Manual, 6th edition, 2nd printingに基づいて文中引用に関する規定事項をまとめたものです。APAは文中引用だけでなく参考文献リスト、記号使用、脚注などについても別途規定しているため注意が必要です。詳しくは、APA Style Manual websiteを参照してみましょう。 APAスタイルでの間接引用の方法 文中引用時の出典表記 APAスタイルの文中引用スタイルは“author-date”方式と言われます。これはその名の通り、引用部分の末尾に括弧書きで(文献・資料の著者の名前, 出版年度)のように表記する方法です。この方法を使用する場合は、「直接引用」と「間接引用」の二つに分かれます。ここでは文献の記述を自分の言葉に置き換えて(パラフレージング)引用する方法=「間接引用」の場合の引用方法を紹介します。APAでは間接引用の場合のページ数表記を必須としていませんが、引用部分が明確な場合には、なるべくページ数を表記するよう奨励しています。 1.本文中で資料のタイトルに言及しながら引用する場合 資料名を指す部分のすぐ後に括弧をして文献著者名と出版年度を表記します。 The results of the first enzyme…
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How to Order Author Names and Why That Matters
論文の著者順を決めるルールとその重要性
こんにちは!英文校正ワードバイスです。 研究論文は、1,2人で書くことは稀です。実際に統計を見てみると、研究論文は平均5人の著者がいることが分かっています。最近では学際間・産学連携による様々な共同研究プロジェクトが増えていますが、これは論文の共著者同士での利害関係が今までになく発生しやすい環境となりつつあることを意味しています。特に論文の権利関係について目に見える形で浮かび上がるイシューの一つが、論文著者名の表記順と言うことができます。 基本的に論文での著者順はそれぞれの研究者の相対的な貢献度に応じて決まるのが原則ですが、例えば本当に全員が同程度にプロジェクト進行に貢献していたとしたら、第一著者をどのように決定すればいいのでしょうか。また、学際的な共同研究の場合、各分野からの貢献度をすべて同じ基準で判断しても良いのでしょうか。 今回の記事では、著者名表記にどのような基準を適用できるのか、また、著者名記載順が具体的にどのように問題になるのか解説していきます。 著者順が重要な意味を持つ理由 そもそも著者として認められるのは、研究プロジェクト・論文執筆において一定レベル以上の貢献をした人物だけです。本来著者として名を連ねる以上はすべての人物が研究に対し同程度の寄与をしており、そしてまたすべての著者が同等の扱いを受けるのが原則です。しかし、学術界の事務的な融通上、いわゆる第一著者のように一人の著者が代表としての役割を担うようになるのは避けられない状況があります。 著者指定に関しては、以下のようなイシューがあります。 第一著者(first author)は読者にとって最初に目に付く著者として、誰もが憧れるポジションです。また、これは単純に読者に与える印象の問題だけではなく、他の研究で引用を受ける際に、引用スタイルによっては第一著者の名前だけが表記される可能性もある分、第一著者になれるかどうかは時に重要な問題となります。第二著者以降になってしまうと“et al.”で省略されてしまうこともあるからです。この引用形式こそ、読者に第一著者偏重的な印象を与える原因とも言えます。 伝統的に、最終著者(last author)は指導教授や研究責任者を示します。ラストオーサーはまた、責任著者(corresponding author)、つまりエディターとの連絡時に代表となる著者を示すこともあります。 著者順に関して統一された規定がないことを考えあわせると、読者は、論文を読んだだけではそれぞれの著者が具体的にどれほど、またどのような貢献をしたのか窺い知ることができません。これを明確にするために、特に医療系のジャーナルでは、それぞれの著者の貢献度について、詳細な説明を要求するものもあります。しかし、それでも第一著者の影響力には敵わない現状があります。 著者順を決める際の一般的なルール 著者順を決めるために、分野によりいくつかのルールがあります。 相対的貢献度 上で説明しているように、著者順を決める際の最も一般的な方式と言えます。研究・論文執筆に最も多く貢献した著者が第一著者となります。あとは貢献度の高い順に順位が決まります。ただし、生命科学分野など特定の分野では最終著者(last author)が研究責任者となり、その研究を指導した人物が表記されます。 アルファベット順 大規模な共同研究がよく行われる分野では、1とは異なる方法を採用しています。例えば、素粒子物理学などではアルファベット順の表記を採用しています。 複数の第一著者 記号を使用して複数の第一著者を指定する方法です。学際的な研究でよく用いられますが、それでもやはり一番目に表記された著者が最も多くの注目を浴びる事実は変わりません。 複数の最終著者 3の方法と同様に、最終著者(last author)が複数の場合も、記号や脚注を使用して示すことができます。一部のジャーナルでは研究所の主席研究員が研究室で行われたすべてのデータとその解析を監督するよう規定しており、そのことによってこのような表記原則が生まれました。 共同研究者同士で妥結 第一著者と最終著者に関する規定はあっても、中間著者については特に統一された規定がないのが現状です。どの場合も共著者同士で十分に話し合い、全員の了承を得た上で決定することが重要です。 著者順を安易に決めてしまうと、後に論文や論文で扱っている研究に関わる権利をおいて深刻な問題を招くことになります。後々利害関係で衝突してしまわないためにも、投稿前に著者順に関わる問題をきちんと考慮しておくことが重要です。投稿直前に焦って決めるのではなく、十分な時間的余裕を持って著者順に関する合意を図りましょう。また、著者名表記に関するジャーナルのガイドラインは変更される場合もあり、随時確認しておくことも忘れてはいけません。 論文の著者名表記に関する関連資料…
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Research-Writing-How-to-Draft-a-Compelling-Introduction2
説得力ある英語論文序論(Introduction)の書き方
こんにちは!英文校正ワードバイスです。 前回の記事では、Method(研究方法)セクションの効果的な執筆方法について見てきました。今回は論文の1番目のセクションであるIntroduction(序論)執筆のコツをお伝えいたします。 論文出版を一つのビジネスと捉えるとき、ジャーナルエディターはできる限り読者の興味をそそる論文を掲載したいと考えるものです。序論はそのための「つかみ」にあたる部分として、読者の関心を引き、続く内容を読ませる重要な役割をします。 Introductionの目的 Abstract(抄録)やfigure(図表)などの視覚的資料(visual aids)の次に、読者が初めて論文に触れる部分が序論です。基本的に読者は序論に提示された内容を念頭に置いて続く論文全体の内容を読むことになります。序論では論文内における解釈のルール(rules of interpretation)を提示することで、読者が(結果や考察(Discussion)部分の結論も含めて)論文の全ての部分に渡ってそのルールを論理的に適用させながら読み解けるようにする必要があります。 それでは、序論には具体的に何を書けば良いのでしょうか? 序論を作成する際に考慮すべき事項を見てましょう。 Introductionを二段階に分けて執筆すべき理由 英文校正ワードバイスではIntroduction部分を一番最後に完成させることをおすすめしています。その理由は、他の部分を書き上げてからでないとIntroductionの内容を確定させることが難しいからです。さらにIntroductionは二段階に分けて執筆することをおすすめします。 論文を書き始めたら、まずIntroductionの前半部分として仮説(hypothesis)を先に作成します。次にResults、Methods、Discussionの順です。そして再度Introductionに戻り、後半部分に以下で紹介している「Introductionに書くべき内容」を記述します。 Introductionに書くべき内容 論文は時系列的に展開される物語のように作成しなければなりません。つまり、内容A(Introduction)から始まり、時系列に沿って内容B(Discussion/Conclusion)へと論文全体が自然に展開する必要があります。Discussion部分についての記事も別途用意しておりますが、Discussionセクションでは「現在の科学的知識における空白(knowledge gap)」を埋めるためになぜこの研究が必要だったのか、そして、そもそもその空白を埋めることがなぜ重要なのか、などの質問に対する答えを記述しなければなりません。一方、Introduction部分はそれと似て非なる情報を記述するセクションです。つまり、Introductionではまず ’科学知識の空白’ の存在を明らかにし、本人がどのようにその空白を埋めようとするのか説明することが重要なのです。 論文を下の図の砂時計に例えて考えてみてください。論文の序論とは、私たちが今持っている既存の「知識の砂」を維持している空間に当たります(上部ガラス管)。そして、くびれ部分を通って下に落ちていく砂は新しい知識基盤を積み上げていきます(下部ガラス管)。この考え方によれば、皆さんの論文は砂時計の砂が上から下に落ちていくまでの過程の記録ということができ、その過程で下の図に併記された各段階毎の質問に答えて行きます。その中で序論とは最初の3つの質問に答える出発点としての役割を担うのです。 上の図からわかるように、序論は包括的な内容から始まり仮説に至るまでそのボリュームを段階的に少なくしていかなければなりません。ここからは、上の図式に沿って私たちのアイデアをどのように発展させることができるか考えてみましょう。 その研究と関連する背景知識 一般的にIntroductionにはその研究の意義を説明するために必要な背景知識について記述します。ただし、ごく基礎的な背景知識について過剰に説明を入れてしまうと、論点から逸れる可能性があるので注意が必要です。 序論の入りでは研究分野を明確に提示することが重要です。論文のタイトルに含まれたキーワードを意識して活用すると、普遍的すぎる内容を避けて、ポイントが絞られた簡潔な文章にすることができます。 分かり切った事実に関して長々と説明するのは避けましょう。まず研究テーマと仮説を書き出して論文の核心を明らかにした後、次に読者がその論文の展開を理解するために必要な背景知識を見極めます。その際、序論にて提示する背景知識は、読者が論文の主張を無理なく理解できるラインまでとし、それ以上掘り下げて詳細に説明するのはやめましょう。 該当分野における最新の研究結果を引用します。引用する文献のうち、自身の研究で想定している結果とは異なる研究結果を提示しているものがある場合、その研究の弱点を指摘しながら自身の研究デザインの妥当性を論理的に主張しましょう。 文献の引用元は明確に記載しなければなりません。学術界において剽窃は深刻な規則違反行為に当たり、著作権法侵害はもちろん、論文ひいては研究者に対する信頼にも打撃を与えます。他の論文での記述をそのまま盗用したり、原文と酷似した表現を使用したりすることは避けなければなりません。引用する際には内容を自分の言葉で表現し、必ず参考文献として記載するようにします。 序論は文献レビュー(literature review)とは異なります。つまり、序論部分で大量の文献を引用しながら背景知識について詳細に説明する必要はありません。あくまで序論では研究テーマと仮説の理解に最低限必要な文献に絞って簡潔に引用するようにしましょう。 研究の方向性 まず、該当分野にて先行研究が十分に行われていないということを強調します。それゆえにこの研究が有意義であるということ、読者にとって重要な知識を提供できることについても説明します。 先行研究での結果に基づく自身の研究の方向性について説明します。該当分野の既存の研究結果について徹底した調査・分析を行い、それに基づいて研究の方向性を定めたことをアピールします。…
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