UC(カリフォルニア大学)Personal Insight Questions回答のコツ6つ

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こんにちは!英文校正ワードバイスです。

アメリカの多くの難関校がそうであるように、UC(University of California)の入試でも大学独自エッセイの提出を求められます。UC系列の大学の場合このエッセイの出題は“personal insight” questionsと呼ばれ、その名の通り受験生個人の考え方を問うものです。コモンアプリケーションエッセイの作成方法でも何度も強調しましたが、大学入学のためのアドミッションエッセイは基本的に受験生自身がどのような考えと視野を持った学生なのか、何に興味を抱いていて大学で何を成し遂げたいのかという「個人的な」事項を知るために出題されています。

2017-2018年の出題を見てみると、新入生と編入生では準備書類やエッセイの出題に違いが見られますが、基本的な部分は新入生と編入生で共通しているため、ここでは新入生向けの情報を扱うこととします。以下で扱っている内容、また編入生向けの情報についてはUC’s admissions website (公式サイト)で確認するのをお忘れなく。

UCエッセイの基本情報

  • 必須解答のエッセイは1つ
  • 必須解答エッセイに加え、7つの出題の中から3つを選んで作成 – つまり作成するエッセイの数は合計4つ
  • 単語数制限はそれぞれ350ワード - 単語数が少ないため内容の絞り込みが必要
  • エッセイに対する傾斜配点はなし – 全てのエッセイが重要

UCエッセイ作成のコツ

それでは、具体的なエッセイ作成のコツについて紹介していきます。一つ一つの出題に対する解説ではありませんが、基本的に短いエッセイの中で的確な内容を作成して審査委員会にアピールするためのコツとなっているので、UC以外の大学・大学院出願用エッセイにも十分応用可能です。

1) Show, don’t tell

これはライティング全般に言えることですが、特に出願用エッセイで気を付けるべきポイントです。事実だけを並べ立てたつまらないエッセイではあなたの強みと魅力を伝えることはできません。重要な内容は漠然と語るのではなく、詳細かつクリアに提示する癖をつけましょう。これを具体的に達成するには、出来事や行動、主張、感情について鮮明に描写するため能動態の使用を心がけたり、例示を豊富に使用することで読み手があなたの経験を追体験できるように描き出す力が必要になってきます。また、堅苦しい学術用語を使用するよりもあなたの五感で感じたことを生き生きと素直に表現するようにしましょう。

以下の文を比べてみれば、どちらに訴求力があるか分かるはずです。

TELLING: “I have overcome an educational barrier by getting good grades despite having a learning disorder. Although it hindered my studies, my learning disorder did not stop me from doing very well on assignments and exams. I even joined a variety of clubs, such as debate club, honors society, and the track team…”

SHOWING: “My highest hurdle in life has always been my dyslexia. Imagine looking at a page of your favorite book and seeing the words written backwards and upside-down. Now imagine this is every book, every page, every word on every exam. This is my experience. But through this land of backwards words I have fought with a million tears and thousands of hours, studying at the library after classes, joining the debate team to improve my sight-reading, and eventually joining the school honors society, the biggest achievement of my academic life…”

2) Turn your essays into pillars. 

UCでは必須エッセイと選択エッセイ合わせて4つのエッセイを同一の比重をもって評価しているため、一つのエッセイに集中するあまり他には手が回らなかった、という状況は絶対に避けなければなりません。4つのエッセイを、一つも欠けてはならない4つの柱と考えましょう。また、一つのエッセイですべてを語りつくしてしまうのではなく、エッセイ毎に話題を一つに絞り込み、4つ合わせてあなたの魅力を最大限に表現できるように作成することも重要です。すべての柱がしっかりと充実した内容になっていて初めて、UCにふさわしい受験生としてのあなたの人物像が浮かび上がります。

3)Brainstorm by answering a question

まず書き始める前に、8つの出題を見ながら一つ一つのエッセイでどんな題材を扱えるかブレインストーミングすることが非常に重要です。このときUCの場合出題#8は最も回答の自由度が高いため、この質問に対する答えを構想する過程で自ずとコモンアプリケーションエッセイや他大学用のエッセイなど、すべてのアドミッションエッセイで応用できる題材が用意できます。書き始める前に本当の意味で効果的なエピソードだけに絞り込む作業を行うことで、そもそも扱う題材が弱いという致命的な失敗を防げるという点で、構想を練る作業は重要です。ただし、8番を使用してブレインストーミングをした後他のエッセイを作成し8番も選択するという場合は、他のエッセイと重複している内容を必ず削除することをお忘れなく。

4). Brainstorm before reading at prompt

エッセイの出題を読む前に大学入試においてアピールできるような経験やあなたにとって重要な意味を持つ出来事、関心事、価値観などは書き留めておき、出題を見てその中から題材を選ぶというのも有効な方法です。この方法でブレインストーミングをすると、出題に直面してから苦し紛れのエピソードを作り上げるよりも、きちんと意義のあるエピソードを提示できます。そのためには最初のブレインストーミングの段階できちんと考えを深めておくことが重要です。

5). Vary your tone.

4つのエッセイがバランス良く構成されていることは重要ですが、それぞれのエッセイであなたの全く異なる面について語ることも重要です。また、ライティング面ではそれぞれ異なるスタイルやトーンを使用してあなたの多彩な個性を強調することもできます。このようにそれぞれのエッセイに独立した特徴を持たせるのは、数千通のエッセイを読むことになる審査委員会にとって少しでもインパクトがあり面白味のある印象を残すためにも重要です。無味乾燥なエッセイではすぐに忘れられてしまいます。

6). Learn what to write (and what not to)

エッセイを書き始める前に情報収集を十分に行うことも大事です。エッセイの出題と回答に関する公式ガイドライン を参照し、UCが提供するワークシート(pdf) や独自のWriting Tipsも見てみましょう。エッセイの作成方法だけでなく“Avoiding Common Mistakes”など基本的な情報も再確認することを忘れてはいけません。授業を英語で行う英語圏の大学に入学するのですから、留学生でも完璧に英語を駆使する能力が求められます。

これらのコツと合わせて、サンプルエッセイにできるだけ多く目を通しておくこと、UCについてよく調べておくこと、何より十分余裕を持ってエッセイを書き始めることが最も重要です。

 

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