APA スタイルの引用・参考文献自動作成(無料)
APAの参考・引用文献を自動で作成。書籍、学術誌、ウェブの文献情報を入力すると書式に合わせて自動的に作成されるので、コピー&ペーストするだけ。簡単・便利で広告もありません!
引用・参考文献の情報入力のみで、必要なフォーマットに合わせた出典表記を自動で作成します。
スタイル
情報源
- フォーマット
- 著者の苗字, 名前のイニシャル ミドルネームのイニシャル. (出版日). ウェブページ名. ウェブサイト名. URL
- 例示
- Kim, A. (2020, August 28). How I Became a Full-Time Freelance Editor (and How You Can, Too). Medium. https://medium.com/wordviceediting/how-i-became-a-full-time-freelance-editor-and-how-you-can-too-7e694d1792bc
著者 Contributors
ウェブページ名 Page Title
ウェブサイト名 Website Name
URL
出版日 Date Published
APAスタイル引用・参考文献ガイド
(APA Citation Quick Guide)
引用文 (citation)とは?
引用文とは、あなたが学術論文で引用した引用文献を指します。引用文献リストに表記したり、本文中に引用したりしますが、これらは、あなたの研究背景を裏付けて、同研究課題に関連した更なる情報を提供する事が出来る、極めて重要な役割を果たします。
APAスタイル引用・参考文の概要
APA(American Psychological Association/米国心理学会)スタイルとは、社会科学、行動科学、ビジネス、看護分野の執筆者や学生が一般的に使う論文形式です。
この引用・参考ガイドはAPA論文作成マニュアル第7版(2020年)の規定に基づき、重要な要素について案内いたします。更にワードバイスでは旧改訂版であるAPA第6版、MLA(米国現代語学文学協会)第7版と第8版、シカゴ・マニュアル・オブ・スタイル第17版、そしてバンクーバースタイルガイドを無料で提供しています。
APAスタイル引用・参考文の規則
通常APA引用・参考文献は、著者名、発行年、引用元書籍名を明記します。出典の種類によっては、引用・参考文献には独特な規定があり、出典元に関する追加情報を要求される場合もあります。
基本的な規則
どんなに詳しく記載してあるガイドラインがあっても、出典に関する規定全て従うのは難しいものです。ワードバイスの引用・参考文献自動作成機で作成する、出典の種類によって書式が異なる引用・参考文献リストを作成してみてください。
不明な情報がある場合
時々、必要な引用情報が不明だったり、見つからない場合があります。これはオンラインで見つけた出典にありがちです。このように引用情報が不十分な場合は、下記の表の表記方法を参考にして下さい。
不明情報 | 解決法 | 引用・参考文献の記述方法 |
---|---|---|
著者名 | 引用・参考文献の出典資料名を先に表記する | タイトル. (日付). 出典. |
日付 | “no date”を意味する“n.d.”と表記する | 著者名. (n.d.). タイトル. 出典. |
タイトル | 引用・参考にした研究の記述を[ ]に入れる。 | 著者名. (日付). [引用した研究の記述]. 出典. |
APAスタイル引用・参考文献ページの書式(Reference Page)
あなたの論文の本文で引用・参考にした出典情報は、全て引用・参考文献リストに表示しましょう。
下記のAPAスタイル引用・参考文献ページのガイドラインをご覧ください。
- 改ページをして、ページの一番上の中央に”References”と太字で書きます。
- 引用・参考文献リストは、著者名をABC順に並べます。
- 引用・参考リストの行数が複数になる場合は、2行目からは1行目の左マージンより1/2インチ下げて表記します。これは”hanging indentation”と呼ばれます。
- 各引用・参考文献との間隔も含めて、全行ダブルスペースで表記します。
APAスタイル文中引用に関する書式(In-Text Citations)
文中引用とは、引用文献リストに表記されている出典の引用文が、論文本体の中で簡単に表記されている場合を示します。人の研究から引用したり、別の言葉で言い換え(パラフレーズ)た場合は、文中引用する必要があります。
APAの文中引用の書式は、著者名-日付方式、つまり著者の苗字(Last name)-刊行年の表記です。引用元から直接引用する場合は、引用箇所が記載されている出典のページ番号を明記します。その時、ページは”p/pp”と省略します。もしも引用箇所が大きい場合は、出典のタイムスタンプやページ番号を明記します。
例: (Harken, 2018, pp. 145-153).
引用文献を文の最後で示すか、本文中に示します
文中の引用文献は、文の最後で示す場合と、本文中に文章の一部として示す場合の二通りがあります。文の最後で文献を示す場合は、下記の例文のように文の直後で著者の苗字(Last name)と刊行年を表記します。
- In 2010, everything we once knew ... (Kim, 2008).
下記の例文のように本文中に文章の一部として示す場合は、引用文献の著者名が強調されます。
- Kim (2008) notes that …
APA参考・引用文献の更なる規則
文中でのAPA著者名-日付方式は比較的分かり易いのですが、この記述方法は引用元の種類と、著者の数によって表記方法が変わります。三人以上の著者がいる場合は、最初の一人の著者名の後に”et al.”と表記します。
著者数 | 括弧内で表示 | 本文中で文章として表記 |
---|---|---|
著者1名 | (Kim, 2020) | Kim (2020) |
著者2名 | (Tshitoyan & Dagdelen, 2019) | Tshitoyan and Dagdelen (2019) |
著者3名以上 | (Tshitoyan et al., 2020) | Tshitoyan et al. (2020) |
機関名 | (Wordvice, 2020) | Wordvice (2020) |
もしも本文内に記載する引用文献の情報が不明な場合は、下記の表を参考にして下さい。
不明な情報 | 解決策 | 本文中の引用表記方法 |
---|---|---|
著者名 | 出典の表題.* | (出典の表題, 発行年) |
日付 | “no date”の略語”n.d.”と表記 | (著者名, n.d.) |
タイトル | 著者名と日付を表記 | (著者名, 発行年) もしくは 著者名 (発行年) |
* 出典表題は通常の大文字ルールに従って下さい。表題の記述方法は引用元の種類によって異なります。また、もしも出典の表題がイタリックで表記されていない場合は、表題の前後に引用符(quotation mark)を付けて下さい。
APA第7版での変更内容
APAスタイルは2019年秋に第7版として改訂されました。ここでは、APAスタイル第6版と第7版の主な改訂内容をリストにしてみました。
APA論文作成マニュアル第7版では、様々な情報が改訂されました。下記では引用・参考文献ページでの改訂内容と、文中引用に関するガイドラインをまとめてみました。
参考・引用文献ページ(Reference Page)の書式 (APA第7版)
- 著者が複数いる場合は、苗字(Last name)、名前(first name)、ミドルネームのイニシャルの順で、20名までの著者を、各ラストネームの前にアンド記号 (&)を置いて連名します。21名以上の著者がいる場合は、19番目の著者と最後の著者の間を省略記号(…)で表記。
- 検索した日付の表示ができる場合、"Retrieved from" という表記のみ使用してください。
- デジタルオブジェクト識別子(DOIs)とURLを使用する場合は、参考・引用文の後にデータベース/アーカイブ情報の後に終止符(ピリオド)を入れ、オンラインからの引用の場合は、そのハイパーリンクを表示。
本文中の引用(In-Text Citations ) (APA第7版)
- 引用元の種類が如何なるものでも、3人以上の著者がいる場合は、最初の著者の名前の後で”et al.”と表記する。しかし、二つ以上の出典に同著者の名前が記載されている場合は、必要な数だけ著者の名前を表記できます。
- 研究関係者からの引用文である場合は、研究関係者からの引用である旨を表記して、通常の引用符(クォーテーション)の記述方法に従います。